なーちゃんとお散歩

柴犬ななとの日常。

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2009.8.1707時45 分チロルの旅立ち




こんにちは。

今日はチロルのお話しです。写真の子がチロル(女の子)17才で一年前にお空に旅立った子です。

チロルが家に来たのは1993年の春です。どこから来たかは不明です。
家にはワンコを飼っていてその時はチロルを家族として迎える事は考えていなかったのですが、いつの間にか居着くようになり、隣の会社の人や近所の人からも可愛がられ半分野良ちゃん状態で、リードにつなぐこともなく自由に生きてきました。
狂犬病の注射などは隣の会社の社長がしてくれ、避妊手術は家と隣とでお金を出して受けたりと、みんなが協力してくれて気ままに過ごしていました。

今から五年前の7月にいつものように歩いてるチロルを見て何かおかしいなと思いました。溝に落ちてしまったのです。
目が見えてない事に気付き翌日社長が病院に連れて行き、結果は緑内障と診断されました。
それからは今までの様な自由な生活は出来なくなり、完全に家で面倒をみることになりました。
目が見えないことで昨日までとは全く違った生活になったことで、チロル自身もストレスと不安などで下痢をしたり、散歩に行っても歩いてくれなかったりとこちらも戸惑いました。
目が見えなくなってからはすっかり吠えることもなくなりました。あんなによく吠えていたのになぁ~。もう声を聞くこともないのかなぁ~と。

そんな生活が続いた去年の7月、グォ~ンと聞いたことのないような声が聞こえて、なんやろ?と思いました。まさかチロルの声だとは思わずに車か何かかなと考えていたら数分後またさっきの声。チロル!?
すぐに彼女の所に行ったらやはりそうでした。
それが本格的な痴呆の始まりでした。
ショックでした。仕事に向かう車の中で泣きました。いつも元気に走り回って体も丈夫で優しいチロルが…。
病院に行き、おかしな声で鳴く事、狭い所に頭を突っ込んで出れない事など話したら、何かで円いサークルを作ってあげるといいよ、とアドバイスをもらいました。円いサークルはなかなか見つからず、六角形のサークルならあるという店に行き予約をして購入。それからチロルと2人での介護生活が始まりました。7月4日からです。

初めての事に戸惑う事も多く、大変な時もありました。夜鳴きや朝方の排尿の世話。でも頑張っているチロルをみて私も自分なりに頑張りました。
仕事を終え真っ直ぐ帰り、チロルの事を最優先しました。
チッコをさせ体を拭いてご飯を食べさせて。
でもやはり段々と弱っていきました。食べる量もかなり減り、立つ事も出来なくなり…。
最後の三日間は何も食べずに泣き叫んでいました。外まで聞こえる絶叫でした。情けないですが私も泣きました。
とりあえず病院に行き様子を説明して睡眠薬をもらいました。帰ってすぐ飲ませ10分もしないうちに眠ってくれました。

あの叫び声、黒い便、ドロッとした尿、何となくわかっていました。もう長くはないなと。もうすぐ逝ってしまうんだと。
チロルともっと一緒にいたいとゆう気持ちともう楽にしてあげたいとゆう気持ちがごちゃごちゃになりました。
チロルはどうしたいんだろう?とふと目を見た時キラキラと輝いていました。その目を見た時に、この子はまだ生きたいんだ、と思いました。(今思えば涙だったのかもしれません)
まだ頑張れる、チロルと又一緒に頑張ろうと思いました。
翌日病院に行く事を決めました。またご飯が食べれるようにしてもらおう。元気になる点滴を打ってもらおうって。

そして17日の朝がきました。気持ちよさそうに寝てるチロルを確認して病院に行く用意を済ませました。
「チロル病院行こうね。抱っこするよ」と抱き上げた瞬間、フゥ~ンと鳴きました。どこか痛かったのかと思い「チロルごめん。」と謝りながらタオルケットの上に横たわらせました。そのすぐ直後でした。足をピーンと伸ばし真っ白な舌を出したのが見えました。一瞬わからなかったのですが咄嗟に心臓に手を当て「チロル、チロル!」と二回呼びました。まだ逝かんといて!って頭の中が大パニックになりました。それが最期でした。
とうとう逝ってしまったのです。本当か?心臓から手が離せず信じられませんでした。止まっていました。すぐに時計を見て時刻を確かめ、病院について来てくれるはずだった姉に電話をして、そのまま泣きながら階段を降り、母親とななに「チロルが死んでもたー!」と叫びました。

その日の夕方お葬式をしました。隣の社長や奥さん、事務員の人、工場の人もお別れに来てくれました。
お盆明けで丁度会社も始まった日で、きっとチロルみんなに来てほしかったんやなって言ってました。だから今日まで頑張ってくれたんやねって。
ねぇチロル、みんながお別れを言いに来てくれてみんなの顔が見れて満足に旅立てたんだよね。幸せに旅立てたんだよね。
お花に囲まれたチロルの顔は本当にきれいでした。葬儀社の方も「素晴らしく綺麗なお顔されてます。」って褒めてくれました。
最後の三日間は苦しかっただろうけど、最期の最期はもがき苦しむこともなく静かに逝けてよかったと思いました。そして何よりチロルを一人で逝かせなかった事、ちゃんと看取れた事は本当によかったです。絶対に一人で逝かせるのはいやだったんです。必ず看取ってあげたいと、ずっと思っていました。
チロルの介護生活が始まり45日。こうしてあっという間に夏は終わりました。

あれから一年…本当に早かったです。まだまだ後悔の気持ち、寂しい気持ちが消えないのです。一人になるとそうなってしまうのです。もっともっとかまってあげたかったなとか、不安な時や怖い思いをしたこともあったのに。もっと傍にいてあげればよかったなぁとか。チロルは大切な時間を残してくれました。
2人だけの濃密な時間を残してくれました。
私達はいつまでも亡くなった子を想っていますが、チロルは母の事を憶えてくれているでしょうか?


それと以前ななのご飯の事を書いたのを覚えていますか?7月3日の日記です。
ななにご飯をあげるようになった理由です。
(去年の夏の出来事)です。それがこのチロルのことです。
最後の三日間何も食べれなかった事。このことがずっと引っ掛かっていたのです。チロルが亡くなってからは特に、
ななに対するいろんな思いがあって後悔したくないとゆう思いでご飯をあげ始めたのです。
結果的にはアレルギーが出てしまい断念せざるをえませんでしたが。

ななとチロルは仲良しではありませんでした。なながチロルを敵のように思っていて噛みついたり、姿が見えただけでも怒り狂っていたので。
そんな、ななだけどきっとチロルはお空から優しく見守っていてくれるはずです。本当に優しくて強くて穏やかないい子でしたから。チロルには感謝の気持ちがいっぱいです。

チロル、母はまたチロルの笑顔が見たいです。
どこからか足音をたてて尻尾を振りながら満面の笑顔で出迎えてくれたチロルに会いたいです。
いつか会えるよね?何年後かはわからないけど、その時は笑って会おうね。
チロル、チロルは母と出逢えて幸せでしたか?



一年経ったのでチロルのお布団は片付けます。片付ける時は寂しいけど、ずっとあるのも辛いので。複雑です…。
チロルが使っていた首輪・リード・ペットシーツ・ウェットティッシュ・ご飯の皿・滑り止めマットなど、全て祭壇の隣にまとめて置いてあります。
いまだにこれらは見れません。写真も見れません。
見れるものは携帯の待ち受けと祭壇に飾った最初の写真だけです。

ここ数日間、夜になるとなんとも言えず辛くなり泣いていました。
ぎゅいーんと息苦しくなりました。
どうやって表現すればいいのかはわかりませんが、いろんな事を思い出し辛かったです。
亡くなった1ヶ月2ヶ月の頃のあのどうしようもないくらいの寂しさや申し訳なさ、毎晩お骨を抱いて泣いていた時の辛さが蘇ってきました。
愛犬を亡くされた方ならわかってもらえると思いますが。
まだまだ辛い思いや哀しい思いをされている方、慌てずに無理せずにゆっくり元気になってくださいね。辛い気持ちや言いたい事があったら身近にいる人に吐き出して下さいね。私はしばらくチロルの話が出来なかったとゆうか、どうしても話せなかったので1人悶々とため込んでいました。聞いてほしいと思っても泣くことが又余計辛くなるので無理でした。
私も後悔より、これからはもっと感謝の気持ちがいっぱいになっていけたらいいなぁと思っています。その方がチロルは安心してくれるはずですからね。

チロル、母は頑張って話せたよ。ありがとうね!
これからもお空から見守っていてね。
得意のお馬さん走りで時々帰って来てね。
本当に本当にありがとう!
長くなりましたが最後まで読んでいただきありがとうございました。
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  1. 2010/08/17(火) 10:26:15|
  2. 柴犬
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:12
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コメント

愛しいチロルへ。
チロルとお別れしたあの日から一年がたちましたね。
この一年チロルのことを忘れたことは一度もありません。
写真を見るたび、実家にいくたび胸が痛くなり、なんど涙したことか。
強くて優しいチロルが本当に大好きでした。
今日の朝のチロルが旅立った時間に遺影に語りかけましたよ。
チロルずっとずっと幸せでいてね。
そして母を見守ってあげてねと。
写真の中のチロルはいつも幸せそうに穏やかで微笑んでいますね。
おばさんも、もう一度チロルに会いたいよ。
最後に抱っこした感触が今も忘れられません。
チロルまた会おうね。
今日はチロルのために祈ります。
チロルが永遠に幸せでいられるように。
可愛い可愛いチロルへ…
  1. 2010/08/17(火) 13:38:19 |
  2. URL |
  3. 桜ママ #-
  4. [ 編集 ]

チロルさんのお話、拝読しました。
それほど多くの人に愛されたチロルさんは幸せだったと思います。
放浪犬で、なかなかそんな幸運に恵まれることって無いですよ。
とても優しい方々ばかりだったのですね。
そして最後は、ママさんに見守られての旅立ち。
きっとチロルさんは安心して逝けたことと思います。
今もななチロママさんをはじめ、
たくさんの人の心に残っているチロルさん、
本当に本当に幸せなワンコさんです!!
  1. 2010/08/17(火) 16:24:14 |
  2. URL |
  3. さと #-
  4. [ 編集 ]

チロルちゃんの介護の様子や一年前の事、拝読させていただきました。
やはりゴンと重なります。読む度に、うん!うん!と一人うなずきながら読んでました。
別れは辛く悲しいですが、いつまでもくよくよしてもいけないし…わかっていても気持ちや体がついて行かないです。
やはり経験者しかわからない事でしょう。
今日はチロルちゃんを偲んであげて下さいね。
ほんとうに幸せだったチロルちゃん、ずっとママさんを見守っていて下さいね☆☆
  1. 2010/08/17(火) 17:54:55 |
  2. URL |
  3. ゴン太 #-
  4. [ 編集 ]

チロルちゃんも ななチロママさんも
幸せなかたですね!って 思いました。
私も 腕の中で 逝ってしまった デヴィを思い出しながら
拝読しました。 まだ 涙 出ますよ。
それが 私の 仕事ですから~
私の最期まで 逝ってしまった子を思い出しながら
泣きたいと思ってます。 
  1. 2010/08/17(火) 20:47:15 |
  2. URL |
  3. BOSS母 #9K9myg2.
  4. [ 編集 ]

チロルちゃんの記事を読ませていただきました。
涙涙でした…
チロルちゃん、幸せなワンコさんだったのですね。
自由を謳歌しながら多くの方に愛され、最後は最も愛してくれるななチロママさんと
濃密な日々を過ごすことができて。
素晴らしい犬生を送ったチロルちゃん、今は楽しく穏やかに過ごしているのでしょうね。
みなさんと会えるそのときを楽しみにしながら…

チロルちゃんのことを教えてくださってありがとうございました。
  1. 2010/08/17(火) 21:21:50 |
  2. URL |
  3. milleco #gq9m/OHk
  4. [ 編集 ]

チロルちゃんは親孝行ですね
おかぁさんの腕の中で・・・・なんて
今日は悠が旅立って 1ヶ月です
チロルちゃんと 仲よくしてるかな?
  1. 2010/08/18(水) 12:48:10 |
  2. URL |
  3. くうちゃん #aMLCwEEc
  4. [ 編集 ]

コメントありがとうございます。

桜ママ☆

チロルは永遠に幸せです。昨日帰って来たチロルは若い元気な頃のチロルでした。嬉しそうに公園をお馬さん走りしていたよー(^-^)
  1. 2010/08/18(水) 14:24:54 |
  2. URL |
  3. ななチロママ #-
  4. [ 編集 ]

コメントありがとうございます。

さとさん☆

本当に自由に生きてこれて幸せだったと思います。
みんなにあんなに可愛がってもらえて、チロルの性格がいかに良かったかがわかります。チロルには沢山癒され優しい気持ちにさせてもらいました。もう一度あんな子に出逢えたらと思いますが、チロルはチロル。彼女だけです。これからは徐々に笑って話せる日が来るといいなぁ~と思っています。
  1. 2010/08/18(水) 14:29:26 |
  2. URL |
  3. ななチロママ #-
  4. [ 編集 ]

コメントありがとうございます。

ゴン太さん☆

チロルはいつも傍にいて見守っていてくれると思います。いつまでもメソメソ顔も見せていられませんね。昨日今日は泣いてばかりですが仕方ないかな!?多分チロルも許してくれるでしょう。
ゴンちゃん亡くされてまだ日が浅いゴン太さんには辛い想いが込み上げてきたのではないでしょうか?
ごめんなさいね。チロルは誰とでも仲良しだからきっとゴンちゃんとも仲良くしているはずですよ。
  1. 2010/08/18(水) 14:33:56 |
  2. URL |
  3. ななチロママ #-
  4. [ 編集 ]

コメントありがとうございます。

BOSS母さん☆

チロルには沢山の幸せと癒しをもらいました。頭の良い子でかっこよくて、私がワンコなら絶対惚れていたと思うほど。優しい強い子でした。
BOSS母さんもデヴイちゃんの旅立ちからまだ2年ですよね?本当にいつになったら泣かなくなれるのでしょうか?あの子達のためにもこれからはなるべく笑えたらいいなぁ~。
  1. 2010/08/18(水) 14:38:57 |
  2. URL |
  3. ななチロママ #-
  4. [ 編集 ]

コメントありがとうございます。

millecoさん☆

コメント見てボロボロ泣いてしまいました。
チロルは本当に一生懸命生きてきたと思います。いろんな意味で恵まれていたと思います。危険な目に合ったり怖い思いもしましたがいつも頑張って乗り越えてきた強い子でした。チロルとのことは私にとって宝物です。フラニーちゃんのようにいつまでも忘れない大事な存在です。
  1. 2010/08/18(水) 14:45:08 |
  2. URL |
  3. ななチロママ #-
  4. [ 編集 ]

コメントありがとうございます。

くうちゃんさん☆

最期を看取れて本当に本当によかったです。私達にしたらそれが一番の願いですからね。きっとチロルは幸せだったんですね。私も彼女から沢山の幸せをもらいました。介護することによっていろんな事を教えられました。感謝です。
悠くん、命日だったのですね。彼も頑張って精一杯生きてきたんですね。フレンドリーなチロルのことだからきっと悠くんと今頃は仲良く遊んでいるはずです。悠くんの名前はおはるばばちゃんから付けたのですね。先程覗いてわかりました。
  1. 2010/08/18(水) 14:54:42 |
  2. URL |
  3. ななチロママ #-
  4. [ 編集 ]

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